放射線技師科 OSCE
こんにちは、放射線技師科 専任教員の古川です。
放射線技師科では、臨床実習前の取り組みとして先日ご紹介したスライド発表の他に、今回ご紹介する【OSCE（オスキー）】を取り入れています。
OSCEとは、「客観的臨床能力試験」のことで、様々なことを目的とした実技試験となります。
主な目的としては、
・臨床実習前に、今まで座学で勉強した内容を実技でできるようになる
・実習先で患者様とお話する機会に備えて、敬語の使い方や声の出し方などの練習を行う
・いよいよ実習が始まる！という自覚（意識）及び緊張感を持ってもらう
など・・・
OSCEでは、学生同士で患者さん役と診療放射線技師役になり、一般撮影（いわゆるレントゲン撮影）を学内の撮影室で模擬検査を行う様子を教員が評価します。
実はこのOSCE・・・かなりの練習量が必要な試験なのです(＠_＠;))
新型コロナウイルスの流行前は、学生同士ワイワイ楽しく、大人数で長時間、実技練習していましたが、
現在は、感染予防対策を講じながら少人数で短時間の練習ですが、一生懸命取り組んでいました。
そして先日、遂に！！OSCEの日を迎えました。
みんな緊張した様子でしたが、本当によく頑張っていました！！
敬語でスラスラとお話もできるようになり、練習始めた頃とは見違えるようになりました☆
現在、放射線技師科１部３年生は臨床実習中です。
OSCEでの経験が役立っているといいなぁ…と実習生たちのことを思う今日この頃(>_<)
７月まで臨床実習は続きますが、臨床の場で沢山の事を学び、成長して帰ってきてくれるのを楽しみにしています(^O^)／
